
日本人はラーメンが好きだ。
行列を成してまで食べたい、そんな執念を与える食品の首位は間違いなくラーメンだろう。
札幌、喜多方、佐野、尾道、博多など土着の味を生み出している点も興味深い。
もはや国民食と言って異を唱える者も少なかろう。
ということで今回のテーマはラーメンなわけだが、普通にうまいラーメン屋ではベタなので、
今まで自分が出会った残念なラーメン屋
という縛りで紹介したい。
■ 「天切り」を得意とするラーメン屋
そこのラーメン屋のセールスポイントの1つは「天切り」と呼ばれる派手な動作の湯切りにある。
(「天空落とし」と呼ぶ店もあるが、要は同じ)
茹で上がった麺を天井近くまで振り上げ、すばやく振り下ろすことで、無駄な水分をたちまちの元に四散させてしまうという技。
しかし、そうしてやってきたラーメンが、
まずかった。
結局湯切りしきれてないのかスープが薄いし、全体として地味だし、とにかくまずかった。
見た目の派手さはさておいて、その地味な味をなんとかすべきだ思った。
■ 店主がクールで硬派なラーメン屋
地方で行ったとあるラーメン屋。
地元では有名なのか大分いい時間にも関わらず、カウンター席はほぼ埋まっていた。
そこに酒に酔った学生らしき男性が入ってきて、携帯電話で声高に話を始めた。
すえかねた隣の席のコワモテの男性が
「ワレうるさいんじゃ!」
と組み付き、店内で喧嘩が始まった。学生も酔っているせいか一歩も引かない。
すると、カウンター越しの店主、ラーメンを作る手を休めずに
「お客さん。ここはラーメン食べるところなんです。
黙ってうちの自慢のラーメン食って帰ってくださいよ。」
と一言。
一瞬にして静かになり、謝る学生、座る男性。
誰もが「やるじゃん店主」と心の中でサムアップ。
しかし、そうしてやってきたラーメンが、
すこぶるまずかった。
タラコとか角煮とか具の種類が多すぎて、なんかもっちゃりした感じなのだ。
それに店主は硬派な感じなのに、メンマではなくかわいく茎わかめを使っているところもなんかキャラが違う。
残念だ。残念極まりない。
■ 「3人の達人」のラーメン屋
母校の近くにあったラーメン屋で、なんでも麺・スープ・具、それぞれの達人が吟味して作った一杯を出すという。
「美味しんぼ」コミックス38巻「ラーメン三銃士」をパクったな、と思わせる触れ込みだったが、それでもオープン直後は並んでいたので、大分たってから行ってみた。
一頃の盛況ぶりは底を打ち、店内に客はまばらで、3人いる店員(←彼らが達人か?)は決して忙しそうには見えない。
もうおわかりでしょう、
そうしてやってきたラーメンが、
破壊的にまずかった。
「替え玉無料」の貼り紙がひたすらに空しい。
しかも、店員同士の仲がよくないのか、スープの達人(仮)と具の達人(仮)が、小声で「こういうのすぐ片付けろや」、「じゃお前がやれや」みたいな小競り合いを展開。
しばらくして通りがかるとラーメン屋は潰れ、美容院になっていた。
そこでは、カット・パーマ・シャンプーそれぞれの達人が腕をふるっているという。(ウソ)

シリーズ 俺的・日本3大●● その6・7


あるのかよ1,2軒。
でもL.A.というかAlhambraにNoodle Planetがあるではないか。
また連れてけー。
残念です。残念極まりないです。
それは残念でしたね。
次回は「残念なカレー屋」について書くので、何かあったら教えてください。