2008年05月24日

デイリー更新始めました

ついに弊ブログも一人前に毎日1回更新します。

と言っても今までの経験則から言って、「どうせ続かないくせに」というのは自他共に一致する見解でしょう。

返す返すもその通りでございます。
どの道、現在の体裁で毎日投稿する気力もネタもございません。

ではどういうことかと申しますと、↑のブログ説明文が毎日1回日付が変わるともに自動更新されます。
(5/24現在では、「ラブラブ」という言葉を聞くと虫酸が走る〜になっている部分)

※携帯からアクセスされている方で、「WEBディレクター〜」から始まっている場合は非対応なので、表示そのものがされません。そのうちカスタマイズしたいですが、今のところ実装が難しいんです。すみません。
(そもそも自分自身の携帯が対応していない。)


これなら俺だって「一人でできるもん」ということで、たまに覗いていただいてもビタ一文中身が変わっていないと言う事態は回避できそうです。

つまるつまらないは棚に上げて、そういうことでした。
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2008年05月17日

戦争映画 FALL IN!! Vol.8 「パール・ハーバー」

パール・ハーバー英タイトル: Pearl Harbor
公開年: 2001年
製作: アメリカ


アメリカが作った自称戦争映画。
実在の事件をネタにしているが、フタを開けたらできの悪いドタバタラブロマンスだったというオチ付き映画である。




ストーリー
アメリカ軍のパイロット、レイフとダニーは幼い頃からの親友同士。やがてレイフは看護婦のイヴリンと出会い、恋に落ちる。レイフはヨーロッパ戦線に参加し、やがてイヴリンにはレイフの訃報が届く。悲しみに沈むダニーとイヴリンはお互いを慰めあううちにやがて深い関係になってしまうが、実はレイフは生きていた―。
(Wikipediaから加筆引用)

一応戦争映画を語るコラムなので、戦争映画っぽいテイストで男女のどうでもいい恋バナを語るこの映画を扱うおつもりはさらさらなかったのだが、「涙なくして観られない戦争映画ランキング」とやらの結果を見て、何か言いたくなったので起稿してみた。

ランキングの結果

【抜粋】
1位 「火垂るの墓」
2位 「ひめゆりの塔」
3位 「ビルマの竪琴」
 :
13位 「ジョニーは戦場へ行った」
14位 「パール・ハーバー」
15位 「ブラザーフッド」


ほんとかよ日本人。



びっくりしたよ俺は。俺的には「涙なくして観られないランキング結果」だったさ。
ついでに言うとおやおや「ローレライ」は戦争映画だったんですか。自分はてっきりファンタジーの類だと思ってましたよ。


「パール・ハーバー」の知ってた?こんなこと
今回は特に語る背景なし。フィクションだから。
史実と異なる点の指摘については、Wikiに詳しいのでそちらを参照されたし。ここでは映画に関する公開当時2001年のニュースをいくつか紹介。

えひめ丸とプレミア上映会
2001年2月10日、オアフ島沖で宇和島水産高校の練習船えひめ丸が浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンヴィルに衝突され沈没した。乗務員の35人のうち、教員5人、生徒4人が死亡した。

2001年5月23日、「パール・ハーバー」のプレミア上映会がオアフ島真珠湾沖にて、アメリカ海軍の航空母艦ジョン・C・ステニス艦上で退役軍人や政治家を招待し、盛大に行われた。


ハワイ人からすれば、60数年前にそこで何があったのか知らず、大挙して観光に訪れる日本人は無神経かもしれない。
しかし、えひめ丸の事件からプレミアまでたった3ヶ月。被害者や遺族の気持ちを風化させるには短すぎる。どんなに金をかけていようが中止すべきだったと思う。
なお、このプレミア、日本の報道機関は出禁だった。

蛇足ながら、日本で行われた試写会もかなり盛大で、主演ベン・アフレックを迎え、史上初めて東京ドームを使って行われた
実は個人的感情とは裏腹にこの映画のプロモーションにほんの少し関わっていたので、試写状をもらった。自分は行かなかったが代わりに行った知人の話では、ベンはオープンカーでにぎにぎしく登場したそうだ。


「パール・ハーバー」 for Japanese only
当時のニュースをママ引用↓
22日付の英大衆紙サンは、米ウォルト・ディズニー社製作の真珠湾攻撃を題材にした大作映画「パール・ハーバー」の日本公開版で、日本人の感情に配慮し終幕近くの台詞の一部が削除されると報じた。
「米国が真珠湾の米艦隊への日本の卑劣な奇襲からどう反撃し戦争に勝利したか」をヒロイン役の英女優ケイト・ベッキンセールさんが語る部分という。
同社関係者は「日本人を悪く描きすぎないよう非常に努力した」と述べると同時に「日本は映画『タイタニック』の収益の約20%を稼ぎ出した巨大な市場だ」と指摘したといい、興行への影響も考慮されたことを示唆した。ドイツ人はほとんど登場しないが、ドイツ公開版でもこの台詞は削除されるという。


そうきますか。どうせなら正々堂々と公開すればよいではないか。その方が数字も伸びたよ。


コメディとして見る「パール・ハーバー」
この記事を起こすために、7年ぶりに「パール・ハーバー」を再見した。
やっぱり今見返してみても歴史考証のなさには呆れるを通り越して笑えてきたし、ラブ・シーンは寒気がするので早送った。
製作者はこのしょうもないストーリーを語るために、どうっしても183分という長い尺が必要だったのだろうか?

と、いちいち反応していたらキリがないので、
「そうか、これはコメディなんだ」
と発想を変えてみた。

そう考えたら、笑えるシーンは結構多い。
例えばジョン・ボイト扮するルーズヴェルト大統領が車椅子から立ち上がるシーン。
未だに人気のある大統領なので、かっこつけさせたかったんだろうけど、自分にはどうしてもクララ in ハイジがかぶって見えた。

最後にこれは噂の域を出ないが、「パール・ハーバー」が日本全国で公開できたのは、D社との水面下の協議でT社が映画「H」の世界配給を条件に国内の右派勢力ににらみを利かせたためらしい。


ドかぶり映画「ブラックホーク・ダウン」
ソマリア内戦(1993年)を世界に知らしめた功績は大きいし、スペクタクル映画としても見応えはある。
しかし、製作ジェリー・ブラッカイマー、主演ジョシュ・ハートネットという時点で「パール・ハーバー」の既視感を禁じえない(トム・サイズモア、ユエン・ブレムナーも両作に出演)

実際、米兵が派手にバッタバタと倒れるが、エンドロールによると米兵の戦死者は19名だったという。
ブラッカイマー節とでもいうかいたずらにパトリオッティズムを煽る手法は「パール・ハーバー」とちっとも変わっていない。
「アルマゲドン」のような完全フィクションならともかく、史実を元にこの見せ方はいかがなものか。
「俺は大衆が何を求めているかわかっている」とでもお思いかもしれないが、それならそれで歴史を伝える責任感と危機感を持って映画作りに励んでほしい。


次回の戦争映画シリーズは「トラ・トラ・トラ!」を紹介予定。

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 Vol.7 「二百三高地」
 Vol.6 「ジョニーは戦場へ行った」
 Vol.5 「ヒトラー 〜最後の12日間〜」
 Vol.4 「戦場のピアニスト」
 Vol.3 「戦争のはらわた」
 Vol.2 「炎628」
 Vol.1 「西武戦線異状なし」
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2008年05月12日

戦争映画 FALL IN!! Vol.7 「二百三高地」

二百三高地公開年: 1980年
製作: 日本


日本が作った戦争映画として近年希に見る傑作。小国日本が大国ロシアを下したため、諸外国にも多大なるインパクトを与えた日露戦争における旅順203高地争奪戦が題材。

日露戦争?いつの話だっけ?、「坂の上の雲」?コブクロの新曲?なんて方は必見。


ストーリー
十九世紀末。ロシアの南下政策は満州からさらに朝鮮にまで及び、朝鮮半島の支配権を目指す誕生間もない明治維新政府の意図と真っ向から衝突した。開戦か外交による妥協か、国内では激論がうずまいていた。軍事力、経済力ともに弱小な日本にとってロシアは敵にするには強大すぎた。しかし、幾度となく開かれる元老閣僚会議で、次第に開戦論がたかまっていく。(goo映画から抜粋)

本作は複数の視点が交錯する。メインは乃木、児玉を中心とした大本営と実際に戦線に立つ小賀小隊の視点。小隊長の小賀中尉はインテリで元々親露派であった。しかし、次第に敬意から侮蔑に変わるさまが実にリアルで信じられる。
燦々たる前線のさまも割と客観的に描かれているようで、最近の日本映画界には是非学んでほしい。


「二百三高地」の背景
約100年前、日本は国家の威信をかけて、ロシアと戦争をした。国内ですら「引き分ければよし」と言われていた戦争になんと日本は勝利する。
国内ではそのニュースが大々的に報じられ勝利に沸いたが、実情は映画の通り物資不足の中、大量の兵力を消耗し、完全勝利とは程遠い青息吐息の「辛勝」であった。

現に、1905年終戦調停であるポーツマス講和会議において、これ以上戦争を続けられると困る日本は大きく譲歩し、「自分たちは完敗したわけではないデース」というロシアの主張にもほぼ屈する。
戦没者の数も双方とも12万人程度とほぼ同数であった。

結果、日本は樺太の一部や遼東半島の租借権を得るが、疲弊しきった国内経済を立て直すための賠償金を1円も得ることができなかった。


では、結局日露戦争で得をしたのは誰だろうか?


ポーツマス条約で権威を示したアメリカ、後に英露協商(1907年)によりイラン南部、アフガニスタンを得たイギリスも間接的には得をしたことになるが、明らかに直接的利益を享受した者としてロスチャイルド家が挙げられる。

ロスチャイルド家についてはVol.4.「戦場のピアニスト」で触れ、ロスチャイルド家が介在した事件の1つとして日露戦争を挙げた。


それはこういうカラクリ↓
開戦直後、圧倒的に不足する戦費調達のために日銀副総裁・高橋是清はアメリカ、ヨーロッパを奔走する。しかし、日本がロシアに勝てるはずがなかろうと思うように資金は集まらない。

そこに現れたのが、ロスチャイルド家の代理人、クーン・レーブ商会(※)ジェイコブ・シフであった。シフは是清と会った翌日必要額の半分500万ポンドをポンと融資する。

ロスチャイルド家の狙いは、当時ロシアで横行していたユダヤ人迫害―ポグロム(Vol.2参照)に対する牽制と最終的な帝政ロシアの崩壊(第一次大戦で成就する)

そして戦後、日本は一切賠償金を勝ち得なかったにもかかわらず、律儀にクーン・レーブ商会に利子と一緒に返済を続けた。
シフは融資に加え日本国債を大量に購入しており、結果的にがっちりと利益を得た。


しかし、このような台所事情は日本国民のあずかり知らぬこと。
「ロシアに勝った」 ― その熱狂が自信過剰を招き、二次大戦での大敗へと繋がったとも解釈できる。

※クーン・レーブ商会は最近ライブドア事件で話題になったリーマン・ブラザーズの一部として、現在も存続している。


「二百三高地」と「坂の上の雲」
映画「二百三高地」は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」とかぶる点が多い。顕著なところでは、陸軍大将・乃木希典を決断力に乏しい愚将として表現していることとか。
(乃木大将を勇敢な軍神として捉える派も根強く意見が分かれる。)

乃木希介
※以前赤坂にある乃木神社で撮影した乃木大将の肖像

なお、「坂の上の雲」は2009年秋からNHKによってドラマ化される。先日放送された予告編を観た感じでは、時間も手間もたっぷりとかけられているようで、かなり期待できそうだった。
これをして秋山兄弟ブームが再燃するかもしれない。

さて、ここで注意しなくてはいけないのが、司馬遼太郎の小説は多くの場合、自身も公言している通り多くのフィクションを含んでいると言うことだ。

例えば、男子大好き「竜馬がゆく」には司馬氏の創作キャラクターが大勢いる。(寝待ノ藤兵衛とか福岡お田鶴さんとか)
そもそも「龍馬」と区別するためにあえて「竜馬」を用いたのに、「竜馬がゆく」が余りに有名になりすぎたため"坂本竜馬"だと思い込んでいる人も意外と多い。

また「峠」をして、長岡の一家臣・河合継之助を世に知らしめた功績は大きいが、花街好きの色男として描いたのはやりすぎな気がする。

「坂の上の雲」もしかりで、それゆえか司馬氏は同書の映像化を望まなかったそうだ。

ドラマを観賞するに当たっても、このことは踏まえておきたい。


「二百三高地」のここだよ!ここ!
・仲代:乃木 vs 丹波:児玉
2大名優の口角泡を飛ばす応酬はかなり迫力がある。2人とも目力ありすぎ。

・故・夏目雅子
今となっては夏目雅子が観られるというだけでも、この映画には大きな価値がある。映画公開の5年後、白血病のため他界。合掌。

・「防人の詩(さきもりのうた)」
個人的には泣く映画ではないのだが、暗闇の中で涙をこぼす乃木大将が火種となり、ラストの嗚咽→「防人の詩」のつなぎは来るものがある。
なお、本作181分と長いため前後半の2部構成になっている。そのため「防人の詩」もいいところで2度流される。


これもオススメ
「八甲田山死の彷徨」 新田次郎著
日露戦争前夜、極寒の戦線を戦うための訓練として行われた八甲田山での雪中行軍は、199名の死者を出す山岳史上最大の遭難事故となった。当時の軍部の無茶苦茶ぶりがうかがい知れる小説として面白い。山田少佐がとにかく感じ悪い。
(映画化もされているが未見のため、小説のみ紹介)







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2008年05月05日

シリーズこいつは驚いた Vol.7[巨大建造物]

でかい建物っておっかなくないですか?

子供の頃、初めて車窓から大船観音を見た時に、ものすごい恐怖を感じたのを今でもよく覚えている。
こないだもベトナムで建築中の大橋を見た時に同じ身震いを感じたので、年を経てもその手の感覚はあまり変わっていないようだ。

ということで、今回は有名な足元がくがく系の巨大建造物をピックアップしてみた。

※画像はサムネイルクリックで拡大

牛久大仏
牛久大仏

高さ120m、世界一の大仏。なんでも奈良の大仏が手の平に乗るというのだから、バカがつくでかさだ。
これが夜中に歩き出したら・・・想像するだけでおっかない。


オメガ塔
オメガ塔

現在の長崎県対馬市に設置されていたオメガ航法のための電波塔。今はもうない。
その高さなんと455m。カリン塔みたいだ。


黒部ダム
黒部ダム

ダムも間近で見ると結構怖い。特に大量の水を吐き出しているさまを見るとどうしても腰が引ける。


楽山大仏
楽山大仏

中国・四川省にある高さ71mの大仏。世界遺産。


母なる祖国像
母なる祖国像1

母なる祖国像2

ロシアはヴォルゴグラードにある85mの像。生き生きとしたポージングが恐怖を煽る。


ミヨー橋
ミヨー橋



Wikipediaによると「主塔の高さがエッフェル塔や東京タワーよりも高い343メートルに達する、世界一高い橋」。どえらいものをこしらえたものだ。


ちなみに、月から唯一肉眼で見える人口建造物は万里の長城、とよく言われるが実はベルギーの高速道路網も確認できるらしい。と、昔ベルギー人の友人が言っていた。


参考リンク
GIGAZINE - 世界で最も高い像トップ10
「巨大な物が怖いという」まとめサイト


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2008年05月03日

シリーズ突っ込みたくて Vol.4[エレベーター]

開A閉A

上の図は言うまでもなくエレベーターの開閉ボタンです。(ほぼ原寸大)

今更言うのもなんだが、エレベーターのボタンってなんであんなにわかりにくいのだろう。
ぱっと見た時に「ひつまぶし」「ひまつぶし」くらい瞬時の判断に迷う。

ドア閉まり際に誰かがかけこんできて、開くボタンを押すつもりが閉まるボタンを押し、結果罪悪感と周囲の視線が痛かった、その手の現象はたった今この瞬間にも世界で誰かが経験しているに違いない。


さらに上のそれを上回るものとして

開B閉B

はわかりにくい。
わかりにくいどころか、外国人だったら意味さえわからない。
なんたるアンカインド。

産業革命から彼是200年、蒸気式近代エレベーターが誕生して150年、いい加減開閉ボタンも進化してよいのではないだろうか。

ということで、考えてみた。




【俺が考えた新しい開閉ボタン】


手始めにこんなところがベタだろうか。

開く口閉じる口

わかりやすいと言えば確かにわかりやすい。
でもまだ何か違う。第一面白くない。
試しに感情を込めたらどうなるだろう。



開-画太郎閉-画太郎

画太郎先生の力を借りてみた。近づいてきた。
ならばこの線もありか。



開-外国人閉-外国人

ありはありだが、開閉の対比がもう一歩だ。
ではこれでどうだ。




キター!な人閉じこもる人

伝わる、これならきっと伝わるよ。
どう?メーカーの人。500円でアイデア売るよ。


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